すごい経験をしてしまった。

tappcraft

2012年07月09日 23:38



ついにこの日がきました。

縁あって横浜国際フィッシングショーで仲良くなった方と釣りをすることになりました。
しかも、今回のターゲットは

あの

「ブルーマーリン」

カジキです!

カジキ用のルアーヘッドの製作を依頼され、
カジキに捕食スイッチを入れるための
新たなシステムを開発、研究。
フィッシングショー終了時から作り、ようやく完成。
そのテストを兼ねての初釣行です。

深夜に富山を出発。
早朝に静岡に到着





今回お世話になるクルーザー
「SEALS」








かっこよすぎです!
でかいです
豪華です!

おれはもちろん
セレブ気分です(テンション上がりまくり)
そしていざ出港
・・・・・・・
速い・・・いや速すぎ。
ものすごいパワー



それでもリビングルームでセレブにコーヒータイム♪

1時間以上走りようやく水温の高いところを発見、
ここからルアーの動きの講習会
いろんなルアーの動き、泡を確認
そして、私の考案したルアーを投入。
いい動きしています!
動画を撮りながら確認していると、

そのとき、
回収し、船から5mくらいのところを流してあったルアーに巨体が襲ってきた!
ずっと展望台から見てたのですが、私のルアーを食いそこね(フックがからんでました)
別のルアーに猛襲!
船の横2mを大ジャンプ!
とんでもない巨体
あの
「ブルーマーリン」
です。
そして・・・・
覚悟なくアングラー担当に!!!!
目の前に走り抜けていくカジキ!
テイルウォーク
ジャンプ
間近で見るとものすごい迫力
ドラグ音が鳴り響く・・・
あっという間に
700mダッシュされ
ジャンプしているカジキが見える。
ここからが格闘の始まりです。
ポンピングしながら巻き上げ、向かってきたら
思いっきり巻く。
走り出したら体を持ってかれないように耐える。
今回は
自分の希望、キャプテンの趣旨により、
ハーネスは無し。バックはトラブルさえなければしない。
力勝負です。
スタートから1時間・・・
まだ余裕で・・・・




よっては走りよっては走るの繰り返し。
1ダッシュ500mくらい行くもんだからたまったものじゃない。

2時間経過・・・
腕、握力がヤバイ・・・








2時間半経過・・・
魚は一向にバテル気配がない・
キャップテンいわく
「何十年カジキやってるけどこんな元気のいい固体は初めてだ。驚異的」
・・・・・・・
普通はジャンプ5回ぐらいで魚が空気を吸いバテてあがるらしいが
この時点でジャンプ25回・・・
半端じゃない。
しかも太っててでかい!

腕、腰、足、すべての筋肉が悲鳴をあげだした・・・
写真をよく見ると上腕二等筋がかなりバンプアップしてる・・・XLのシャツがパンパン



そして3時間近くついに
魚がよってきた
そしてリーダーをキャッチ!!
ようやくロッドを離すことができた
この時点で意識は朦朧
仕事がおわりました・・・・・


ここからが事故・・
船が逆回転し
ラインがペラまき・・
ラインブレイク・・・・・
魚を持って撮影できませんでしたが
魚のすばらしい魚体を確認できることができました。
真っ青いや、表現できないくらいの、光り輝く蒼
美しいプロポーション
推定約180kg
ルール規定により
リーダーをキャッチした時点で魚をキャッチしたとみなされます。

俺的には
「大満足です」

手が震え、足腰が立たず、やりきった感ありまくり。
魚体を触れることなくとも、
釣ったという事実だけで満足でした。

動画は撮れてたみたいなんで今は動画待ちです。

とんでもない経験をさせていただいたことに感謝
「SEALS]のキャプテン、チーム
そして、駿河湾に感謝です。

マリーナに帰ると
皆さんがお出迎え。
「おしかったね」
「はじめてで、みれるなんてたいしたもんだ」
とのねぎらいの言葉
涙が出そうでした。

そして、次を約束し、帰路。

すごい経験できたと実感がわき、
終始アドレナリンが出っ放しのいい旅になりました。



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